本日はダイノックシート職人が施工を行うに当たって一般的に必要となる工具のご紹介をさせていただきます。
先ず初めにご紹介させていただくのは『ポリエステルパテ(ポリパテ)』になります。これはポリエステルと言う樹脂系で硬度が強いパテになるのですが、シートを貼る場合に軽く剥がして位置修正
をする場合がありますが、その際にパテが一緒に剥がれない様にこのパテを使用します。
次にプライマーですが、これはシートの粘着力だけだと少し不安がある場合には下地側にプライマーと呼ばれる接着補強材を塗る場合があります。
またうすめ液としてシンナーを用いますが、これはシールを貼る場合に貼り付け面が汚れていると、せっかくシートを貼っても剥がれやすくなってしまいますので可能な限りでダイノックシートの貼り付け面を綺麗にしておかないといけません。ですのでシンナーを使用して下地を綺麗にしておきます。
スキージーはシートを貼り付けた後、完全に表面を密着させる為に上から擦る為の道具になります。使い方はそのままスキージーを使ったり又はスキージーに布を巻きつけて密着度をコントロールしたりします。
その他のツールと致しましてはシートを切る為のベラやカッター、定規、シンナー、プライマー用の刷毛などが必要となります。またできればドライヤーもあると熱でシートを曲げる際に活用できます。