床へのクッションフロアの施工法(両面テープ)

現在、床用のクロスには美しい模様が豊富に作られています。その中でも、クッションフロアは柔軟性があり、硬くなく、床専用のクロスです。このタイプのクロスは、クロス屋さんだけでなく素人の方でも簡単に施工できるのが魅力的な特徴の一つです。施工法としては、両面テープを使用する方法があります。

クッションフロアを施す時に必要となる工具

クッションフロアを施工するために必要な工具や資材は以下の通りです。

【工具】
・メジャー
・ローラー
・定規
・ペン
・地ベラ
・ハサミ
・撫でバケ
・CFカッター
・大型カッター

【資材】
・クッションフロア
・両面テープ

また、作業時に床や壁などを保護するために養生テープを使用し、クッションフロアの接合部分や端を仕上げるためにシーラーを使用することもあります。

床部分へのクロス貼りを行う前に実施する作業

床部分へのクロス貼りを行う前に実施する作業は以下の通りです。

1.床全体に落ちている小さなゴミをホウキで集め取ったり、掃除機を使い吸い取ります。

2.床自体に頑固な汚れが付着している場合は、これを雑巾などを使ってしっかり拭き取ります。なぜなら、汚れが残っているとボンドが密着しなくなり、クロスが剥がれてしまう恐れがあるためです。

このように、床部分へのクロス貼りを行う前には、床面をしっかりと清掃することが大切です。

クッションフロアを一旦敷いて見る

クッションフロアを敷く際の正しい手順は以下の通りです。

床面をしっかりと清掃した後、一つ目のクッションフロアを広げてどんな感じになるか確認します。

床の左右両方の壁際には、切りシロを9センチ程度残しておきます。この際、ハサミではなくカッターナイフを使用して切り離しておくと綺麗に仕上がります。

床面に段差がある場合は、その段差に合わせてクッションフロアをカットしていきます。ここで重要なのは、ゆっくりとカットしていくことです。

以上の手順に従って、クッションフロアを敷くことで、綺麗な仕上がりを実現することができます。

不要なエリアは除外しておく

不要なエリアを除外するために、地ベラやカッターナイフ、あるいはCFカッターを使って余分なクッションフロアを取り除きます。

このようにして、一枚目のクッションフロアの仮敷き工程が完了します。

次に、一枚目のシートに基準線を合わせてマーキングします。

その後、二枚目以降の仮敷きを行い、一枚目と同じように切り出します。

次に、床全体に両面テープを正確に貼り付け、最後にクロスを貼り付けて、継ぎ目をジョイントカットします。これで作業が完了します。

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