壁紙はどこの家の中にでもある
皆さんの住んでいる家の中には、一か所は絶対あると思うのが壁紙です。壁紙はどこの家の中にでもある。つまり、自分が壁紙を綺麗に貼ることが出来れば何かあったときにとても役立つ存在となれるのです。
この壁紙を部屋の壁や天井に貼りキレイに仕上げているのが、「壁装(へきそう)」です。壁装は種類も様々です。紙が主な素材で出来た壁紙から、塩化プラスチックやプラスチックが主な素材の壁紙まで、壁紙の素材1つにおいても様々な種類があります。
壁紙の歴史は古くて、文献からは8世紀にはすでにあったと書かれているほど歴史が古いのです。日本では、壁紙として最初は使われずに「ふすま障子」などで使われる事も多かったですが東京オリンピック(1964年10月)の為に、様々な建物を建てる際に住宅などに普及して行きました。そして、現在では様々な模様や素材も豊富にあります。
壁紙の模様をカタログとして見本にしている物でも、例えば1つのカタログに約700種類が見本としてカタログに入っている程です。そんな家の中を綺麗に仕上げてくれる壁紙を綺麗に貼るための壁装作業の技術を動画を見て学ぶことが出来ます。
実は素人では貼るのが難しい
現在では一般に広く普及している壁紙ですが、素人が壁紙を使って壁装にチャレンジしてみると、壁紙の中に空気が入ってしまうなどの仕上がり具合に問題が出やすい事。コンセントなどの場所をさせる事や壁紙の寸法が違ってしまうなどの予想もしない問題点に頭を悩ませる事が多いです。
今まで、壁紙を貼っていない素人の方がすると仕上がりまで違いが出て来てしまいます。例えば、壁紙のつなぎ目がハッキリと分かる場合や壁と床の部分に壁紙が貼れていない部分が出て来てしまうなどです。
この為に、多くの素人の方は壁紙を貼るよりも塗料など塗るという方法を、多くの方が行っている様です。その位、天井や壁に壁紙を貼る壁装は難しいのです。しかし、器用な方や仕上がりにそれほどこだわっていない方には、自分で壁紙を貼るのもチャレンジしてみると良いかもしれません。
壁紙を綺麗に貼るための壁装作業の技術は「壁装作業一級試験講座」で動画を見て学ぶことが出来ます。
壁装のプロは下地処理にこだわる
実際に壁紙を貼る仕事をしている方の言葉に、「壁紙を貼る作業の7割は、下地の作業」と言われている方がいる程、下地によって壁紙の仕上がりが異なって来てしまいます。下地とは、壁紙を貼る壁です。その下地を、平らで滑らかにする事によって壁紙を貼った仕上がりがキレイになりやすくなります。
壁紙を貼る壁によっても、必要な事は違いますが、基本的に釘や下地のつなぎ目などを平らにする為に、パテと呼ばれる物を滑らかに塗る事によって凹凸を無くします。もちろん、下地から釘が出ている場合には打ち込んで凹凸が出来ない様にしておく必要があります。
その次に、やすりを掛けてより滑らかな下地になるようにします。下地に凹凸が無くなるまで、これらの作業を繰り返し行います。その次に、下地に壁紙が貼りにくい場合には壁紙が貼りやすい様に、下地の素材によって方法を変えながら行います。
これらの作業を、下地処理と言います。その次にやっと、壁紙が貼れるような状態になるのです。
脱サラした後の仕事として
素人では難しい壁紙貼り、素人では難しい技術が必要な事だからこそ、ある程度の技術を持てば仕事として出来る可能性が高くなります。
現に、脱サラをして壁紙を貼る技術を磨き、その後には独立している方もいます。
その他には、他の業種で現在は仕事をしているけれど仕事の内容を広げて、売り上げアップをしたいと考えている会社もある様です。
しかし、その一方では「壁装の仕事とは、そんな事をしたら良いのだろうか?」と具体的な事が分からない方もいると思います。 その為、壁装についてのやり方などが動画などの教材を見ると、具体的に何をすれば良いのか想像しやすく理解しやすいと思います。
壁装の仕事をしようと考えている方が多いと言う事は、同じ壁装を行っているライバル業者や職人さんが多く居る可能性も高いのです。 その為に、壁装の技術を磨いて売り込みなどを上手く行う事によって、仕事に継続して繋げる必要があります。
そして、日々壁装の技術を磨きながら、定期的に勉強会などに参加して新しい情報を手に入れるなどの継続した努力が必要になって来ます。
より高い技術を
様々な壁紙を貼る業者が多いですが、壁紙をはる技術がなければ次の仕事につながりにくくなってしまいます。 特に、壁紙は仕上がりでキレイに壁紙を貼る技術が分かってしまうのです。
ハウスメーカーなどから来る、壁紙を貼る依頼はハウスメーカーの中間マージンの為に、職人への収入が少ない傾向がある為に、より高い技術を持って行う壁装の仕事をする必要があります。
建築家の方など、実際に家を建てる事に関わっている方は技術の高い職人さんや業者に仕事を依頼している傾向が多い様です。
そして、壁装の技術の高い職人さんへのリピート依頼が多くなりやすいのです。
その為、壁装を行う業者は日々技術を磨いておく必要があります。
1級壁装技士とは
現場で、ある程度働いている方など実際に壁装をしている方は、自分の壁装の技術を高めて、より専門的な仕事にチャレンジしたいと考えている方もいると思います。
今までに、壁装の仕事を7年して来た方に、オススメの国家技能検定があります。
それは、実際に壁紙を貼る検定です。
下地処理から、壁紙には布壁紙・ビニール壁紙などを貼る内容の試験ですが、壁紙を貼るのに技術が必要な内容の試験になって来ます。
また、試験なので時間内に壁紙が貼れないと不合格となってしまいます。
しかし、試験に合格して見事に1級壁装技士を持つことが出来れば、壁紙を貼る技術が高いと、他の人にも分かってもらいやすくなります。
そして、1級壁装技士を持っている事を自分の強みに変えて、今から壁紙を貼ってもらいたいお客さんに売り込む事が出来ます。 実際に、壁紙の貼り替え会社のホームページには、売り込みの言葉として実際に使われています。
しかし、壁装の仕事に就いて7年も経っていない方も多いと思います。
そんな方には、1級の下に2級などもありますので、ぜひ自分に合った試験を受けて自分の自術を向上させて欲しいです。
1級壁装技士の試験勉強には
実際に1級壁装技士を受験したいと考えている方は、具体的にはどんな事を練習しておくと良いのか?分からない事が多いと思います。
でも、1級壁装技士の試験を受ける為に必要な技術を動画などで勉強が出来る教材があります。
今まで行って来た方法ではなく、基本から学ぶことが出来る為に間違った方法を直すキッカケにつながりやすくなります。
1級壁装技士の教材を使いながら、実際に練習を重ねて1級壁装技士の試験に合格を勝ち取りたいですね。
しかし、実際には1級壁装技士の試験を受けない方でも、こういった教材は便利な面があります。
もし現在、壁紙を貼っている仕事をしている方であれば、壁紙を貼る技術を学べる貴重な教材だと言えます。
その他にも、素人の方やこれから壁紙を貼る仕事をしたい方など、1から学びたい方にも具体的に壁紙を貼る方法を学べると思います。
教材も動画などで、分かりやすく教えてもらえる物もありますので、壁紙を貼る方法が理解しやすいと思います。
壁紙を貼る職人の教育として、1から教える必要のある方には分かりやすく、壁紙の貼り方を教えてくれる教材を上手く利用している会社などもある様です。
具体的には、基本を理解してもらう為に教材を使い、現場では要点を教えるなどの方法をする事によって、より効率的に教える事が出来るとの事でした。
壁装作業は、ホームセンターで道具さえ揃えれば、日曜大工で誰にでもやることができます。それで、私の家も、プロの手を借りずに壁紙を張り替えたことがあります。
結果は、壁紙と壁の間に空気が入ってしまったり、壁紙の寸法を間違えたりと散々でした。おまけに壁紙のつなぎ目がはっきりとわかってしまう塩梅です。
私達は、これはこれでいい家族の思い出ができたと開き直ることができましたが、家の中をきれいに仕上げたい方は、下地のやり方をきちんと勉強するか、勉強した人に壁紙を貼ってもらうといいと思います。