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知っておくと便利クロス(壁紙)貼り上達に必要な情報

各部屋ごとに必要な壁紙のサイズ

お気に入りの壁紙を見つけたとしても各部屋毎の必要なサイズが分かっていなければ壁紙が足りなかったり、逆に無駄にしてしまう場合があります。ですのでしっかりと把握しておく必要があります。具体的にはトイレであれば天井は約2m、壁は約12mになり、洗面所は天井は約4m、壁は約18mです。そして4.5畳の部屋でしたら天井が約8.5mで壁が約25mでとなり6畳では天井は約12mで壁が約28mです。またそれぞれの部屋のサイズギリギリではなく、壁紙の幅を90センチとした場合に部屋の高さから扉と窓の高さを差し引きし、プラス5センチが必要な長さとなります。またこの意味合いと致しましては5センチがのりしろ分となります。また天井に付いてはプラス10センチ程度の余裕を持っておくと良いでしょう。

下地処理の方法

クロス貼りの技術があっても、下地処理の技術がなかったら出来上がりがデコボコしてしまって最終的に良い仕上がりで満足する事が出来ません。ですのでしっかりと下地処理の方法を覚えておきましょう。
下地処理には下塗りと仕上げの2つがあります。これは壁材の種類によって異なるのですが、もし壁材が光沢がある合板やプラスチック製の場合には下塗りと呼ばれる下地処理を行ってから仕上げをします。
具体的に下塗りとはどの様な事かと言いますと、面がツルツルしている場合にはそのまま仕上げのパテを塗ってしまうとパテが剥がれてしまう場合がありますので、下塗りをする事で仕上げ用のパテと壁材をつなぐ事ができるのです。またパテを使用する場合にはヘラを使う事が一般的ではありますが、でも細かい部分はヘラだと塗り難い事がありますので、ローラーを使ったりハケを使うなど場所によって使い分けをすると良いでしょう。
また塗装をする前には壁面を確認して汚れや砂や土、埃や樹脂、油汚れなどがあるといくら技術があっても凸凹な仕上げになってしまいますので必ず綺麗に除去する様にしましょう。尚、窓や窓枠、スイッチやコンセント部分、エアコン部にはペイント剤が付かない様にきちんとマスキング作業をする事を忘れない様にしましょう。

パテ塗りのポイント

古い壁紙を剥がした時にはどうしても凸凹ができてしまいます。ですので平にする為にパテを塗る必要があります。だからと言ってパテを剥がれた部分全部に塗るのではなく裏紙が残った部分と剥がれなかった部分の境目のみにパテを置く様にします。そしてパテバラを使って境目の段差が滑らかになる様にパテをそぎ落として行きます。また水分を含んだパテを塗る場合にはたまに下地の紙が膨らむ場合もありますのでその場合には膨らんだ紙を剥がして再度上からパテを塗る様にします。最初のうちは上手くいかない事もありますが、サンドペーパーをかけて滑らかにするのでさほど気にしなくても良いでしょう。

壁紙を貼る場合の注意点

いよいよ壁紙を貼る場合には裏面にのりを均一になる様に塗ります。そして優しく掌で撫でる様に伸ばして行き、仕上げは撫でバケで空気を出しながら伸ばして行きます。また生のり付きの壁紙は失敗したらすぐ剥がせば貼り直しができます。そして初めのうちは枠にのりが付いてしまう事もありますが、放っておくとシミや汚れの原因になってしまいますので早めに雑巾で拭き取る様にしましょう。

窓上・窓下部分の貼り方

壁紙を貼る時に窓上や窓下部分は少し厄介かも知れませんが、まず窓枠の上の部分まで壁紙を貼り付けます。そして窓枠の上の部分を竹べらで押さえこんで窓枠上部に押さえベラをあてながら壁紙をカッターで切ります。この時に仮に隙間が空いた場合には壁紙を全体的に下にずらして窓枠の上部に隙間が無い様に調節しましょう。最初は目立つ客室や居間ではなく寝室や納戸などの目立たない部屋から練習して行くと良いでしょう。

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