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床貼り職人の技術向上お役立ち情報

床貼り作業に必要な心構えと道具について

床貼り作業の技術向上には先ず必要な道具を揃えないといけません。とは言っても測る、切る、鍵で固定の繰り返しになります。ですのでフローリングのカット方法や釘打ちをマスターすればフローリング作業を行う事ができます。ですので電動ドリル、スケール、さしがね、のこぎり、かなずち、ゴムハンマー、鉛筆、ペンチに代表される道具を揃えてから望む様にしましょう。

根太の組み方について

根太(ねだ)とはフローリングを支える為の下地の事です。仮に根太を使わないでフローリングを貼ると敷居との間に大きな段差ができてしまいますので根太で高さを調整する必要があるのです。そして根太を組む場合のポイントですが、根太は四方それぞれの壁にきっちり沿わせて配置をして、その後で中心線から左右に30センチ間隔で組んでゆきます。また使用する根太の太さについては根太の上にフローリングを置いた時に敷居まで2-3mm程度の余裕が出る太さにします。そして根太の配置が完了したらビスを使って根太を固定して行きます。この場合にはビスは根太よりも長い物を必ず使用する様にして動かない様にしっかりと固定する様にします。

ガイドラインを引く

次に部屋の中心線に配置した根太の上にフローリングを置くためのガイドラインを引いてゆきます。まずこの為には壁際の長さを測って中心位置を出す必要があります。またこの場合にはチョークリールを使用して真っ直ぐに栓を引く様に心がけましょう。その後でガイドラインから左右対称に奇数列はフローリングの境目がライン上になり、偶数列はカットしていないフローリングのセンターがライン上に来る様に配置します。また配置する場合には必ずフローリング同士のつなぎ目が根太の上にくる様に致しましょう。

仮置きをしていきましょう

次は仮置きをして行きます。始めは1列目をカットして行きますが、壁からガイドラインまでの長さを測定してフォローリングにカットするラインを書きます。そしてカットラインを引けたら線に沿ってカットをして行きます。またカットをする場合にはフローリングの凸サネが貼り進める方向を向く様にフローリングの向きを確認してゆきます。尚、長さを測定する場合にはサネは含めないで中心線に近い側から表面の長さを測って壁側を切り離します。因みにサネとはフローリングの端にある凹凸の事を言います。出た方のサネはオザネ、引っ込んでいる方をメザネと言いまして、その両方を組み合わせてフローリングのズレを防止します。

最後の列の幅をカットしましょう

最後に列の幅をカットします。方法はフローリングの端材のオザネを落として定規になるパーツを作ります。そして最終列の幅をカットするのに手前の列を外しておきます。そして手前の列を外したら最後の列をはめ込みます。次に最後の列を入れ込んだら先ほど作った定規を壁にぴったり押し当てて水平を保ちながらカットします。次はカットラインを引いたフローリングを外して線を引いたフローリングを外してカットする順序で進めて行きます。

フローリングを貼っていきましょう

ではいよいよ仮置きを外し、ボンドで接着をして行きます。先ず仮り貼りを外したフローリングは作業の邪魔とならない様に少し離れたスペースへ並べた順番が分かる様に置きます。そして根太の上にボンドを置いていきます。この場合には必ず根太の上に筋状にボンドを置いて行き、窓側の根太にも置くのを忘れない様にします。次にボンドが1列分出し終わったら、フローリングを置いてゴムハンマーでしっかり上から叩いて圧着していきます。そして圧着が終わったらフロア釘で固定して行きます。この場合のポイントは根太がある場所にオザネに45°の角度になる様に釘を打ち込んで行って最後はポンチを活用してしっかりと打ち込んでいきます。

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コメント一覧

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  1. 内容が十分理解できなかったこともありますが、「床張職人の技術向上お役立ち情報」を読んで「疑問に思ったことと感想」をコメントします。

    《疑問1.どこの床張を説明しているのでしょうか?》

    床には、「洋間、和室、ローカ」などがあります。説明の中に「敷居まで2-3mm程度の余裕をもたせる」とありますので、和室の床張の様に思えますが、果たしてそうなのかよく分かりません。

    《疑問2. どの様な状況での根太の設置を説明しているのでしょうか?》

    記事の説明では、既にある床(コンクリート、板等)上に根太を設置する説明の様に思いますが、その環境が不明瞭です。空間上に根太を設置する場合は、スパーンに合せて太さを決めなくてはなりません。

    《疑問3(感想).どのような人を対象にした情報提供でしょうか?》

    床張職人を目指す人のための情報? 日曜大工で床張をしたい人のための情報? いずれにしても、このような技術的な情報を提供する場合は、イラストがないと中々読む人に伝わりません。

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