塗装職人とはどう言う方たちなのか
客観的に見ると塗装職人の人たちってどう言う人が多いのか?自分は目指せるのか?と言う期待と不安にさえなまれている人たちもいると思います。実は屋根と外壁の塗装につきましては資格がなくても働ける職業になりますので、色々な角度から塗装職人になる人達がいます。具体的には若い時から塗装職人を専門に目指していた人、また元々は土木関係や建築関係の仕事をされていた方が塗装職人に転職するパターン、その他には板金塗装をしており、その経験を活かして屋根と外壁の塗装職人になったパターンなどです。とにかく資格がなくても働けると言う事で参入の敷居がとても低いですので塗装職人になるケースが増えているのが現状となるのです。
塗装職人の年齢
では塗装職人の年齢はどの位の年齢層が多いのでしょうか。若年層から言えば塗装職人は一番早く就こうとすれば中学を卒業して満16歳からなる事ができるのです。更に一般のサラリーマンとは違って定年がありませんので、一度技術を習得したり国家資格を習得してしまえばずっと働く事ができます。ですので30歳を過ぎて脱サラをして塗装職人を目指したり、中には定年後に趣味で始めた塗装が軌道にのり仕事にしている人などもいます。
塗装職人に技量の見極め
お客様の立場でどの様な塗装職人に仕事を依頼しようかと考える際に、一番簡単な見極め方法としては資格になります。そんな時にはどんな方法で塗装職人としての経験や塗装技術の良し悪しを見極められるかと言うのが資格の等級になるのです。例えば一級塗装技能士や二級塗装技能士、また職業訓練指導員、有機溶剤作業責任者、足場作業主任などになります。そしてこれらの資格を持っている塗装職人の人々は単なる技術を保持しているだけではなく、筆記試験もパスしている事になりますので臨機応変に色々な現場や状況にも対応できる能力があると言っても良いでしょう。
塗装技能士試験
では技術力が見極められる塗装技能士になる為にはどの様な試験があるのかと言いますと、これらは塗装技術を認定できる国家資格となり名称独占資格となります。また検定試験においては『木工塗装作業』、『建築塗装作業』、『金属塗装作業』、『噴霧塗装作業』に分かれております。また等級に1級と2級がありまして、それぞれについて上級技能者、中級技能者に位置づけられます。そして資格を取得するには技能試験と学科試験の両方をパスしなければなりませんが、誰でも試験が受けられるのかと言うとそうではなく、1級であれば実務経験が7年以上ある方が対象となり、2級であれば実務経験が2年以上ある方となりますので、どれだけ実務経験の中で知識や技術を習得できるかが大切になります。
塗装職人は怖い人ばかり?
今までのお話で塗装職人に求められる仕事内容や資格の事が分かったと思います。でもそもそも塗装職人って何か怖い人達ばかりと言うイメージがある方もいると思います。確かに中には茶髪だったりロン毛だったりヒゲが生えていたり強面の人もいたりします。ちなみに今はいませんが、30年位前には背中に刺青が入った方もいたみたいです。
この様に見た目は確かにヤンチャに見える方もいるのが現状ですが、しかしそれはあくまでも見た目のみの話となります。みんな塗装職人で生計を立てている訳ですので資格を保有し、高い知識と技術力を持った人達ばかりなのです。また最近ではお客様に対するマナーの教育を徹底している会社も多いですので、もしも皆さまが参入したいと考えている場合にはさほど見た目の事は気にしなくても良いと言えるでしょう。
塗装職人のお給料は?
最後に塗装職人のお給料についてですが、ピンキリだとはいえ、平均年収としては塗装屋で330万円、リフォーム会社で300万円、板金業者で320万円、建築業者で310万円となっていて、サラリーマンとほぼ変わらない位となりますのでこれもモチベーションの一つになるでしょう。
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