職人を目指そう!

「職人」を目指すための情報サイト。「壁装作業」「ダイノックシート」「クロス張り替え」「床張り職人」「プラスチック系 床工事作業」「塗装職人」

お客様の生活環境に応じた床材選択について

床材を選ぶ時は慎重に選びましょう

現在皆さまがお住まいの住宅も、どんなに定期的なメンテナンスを行っていたとしても、経時変化によってどうしても劣化が出てきます。ですのでメンテナンスについては劣化状態を見ながら必要なタイミングを見極めて行わないと段々と劣化が進んで行ってしまって必要以上に経費がかかってしまう場合があります。
ですので特に皆さまが床職人で新築の家の床の施工を任された場合にはフローリング、カーペット、畳、タイル、大理石などお客様の生活スタイルを伺った後で適当な物を提案できる様に勉強をしておきましょう。特に昨今ではペットを飼っているご家庭やご両親との同居をされているご家庭も増えていますので、下記に問題点と提案事項をご説明させていただきます。

ペットがいる場合のお悩み

最近ではペットブームとなっていますので、特に室内でペットを飼っているご家庭が増えております。またペットであっても人間と同じで日々床の上を歩いていますので実は室内で飼いならされているペットの場合には『関節病』の恐れがあるのです。
また関節病は特に犬など部屋の中を良く走り回る動物に見受けられるのですが、実は犬の骨折や脱臼が起こる大半の原因は意外にも室内で起こっている場合が多いのです。それはどうしてなのかと言いますと原因は天然石やタイル、またフローリングなどの床材が該当しまして、実はこれらの床材は足の裏に毛が生えている犬にとっては滑りやすい素材の床となりますので、関節に負担がかかりやすくなるのです。なので皆さまも光景を見た事があるかと思いますが、犬が床を滑っている様に走っているのは思わぬ方向に足が取られてしまうので、関節に大きな負担がかかってしまって最悪の場合には骨折や歩行さえも困難になってしまうのです。ですのでお客様の提案に対して指定された床材がペットに対して不向きだと思った場合には提案をする事も床貼り職人の技量となるのです。

ペットの安全を加味した床材について

では実際の所、ペットの為を思った床材にはどの様な物があるのかと言いますと、昨今ではペットの安全を加味した滑りにくいフローリングの開発も始められています。更に市販の衝撃を吸収するマットをペットが良く走る場所に敷き詰めると言う工法もあります。特にペットを飼われているご家庭においてはペットの安全と一緒に床材の損傷も保護する必要もあります。またペットが走り回ると傷ができたり尿や分によって腐敗に繋がってしまう事がありますので、手入れとしてワックスをかける事もお客様へ進める手段として挙げられますが、逆にペットは床を舐めてしまう場合もありますのでワックスに含まれている有害な成分がペットの健康を悪くしてしまう可能性もあるのです。ですので最近ではご家庭用の安全なワックスも販売されていますので情報として持っておくと良いでしょう。

介護を必要としていると方がいる場合

昨今の高齢化によって二世帯住宅などご家庭で介護を必要とするパターンも増えて来ているのが現実です。ですのでその為に床の貼り替えをする場合にはバリアフリー対策を施しておく必要があります。特にご高齢のご家族がいらっしゃる場合には歩行が不安になってくる事がおおいですので、滑りやすいフローリングや大理石などの床材は適しておりません。見た目は良いかも知れませんが転倒しやすくなってしまい、転んだ場合には床材が固いので怪我をしてしまう場合もあります。

バリアフリーに向いている床材について

ではバアリアフリーに適している床材はどの様な物になるのかと言いますと、クッションフロアカーペットが一番のお勧めになります。この材質であれば万が一、介護者が転倒をしたとしても大きな怪我をしてしまうリスクは少なくなります。ただクッションフロアカーペットは毛の材質の関係上車いすの操作を阻害してしまう事も考えられますので、例えば車いすを使う老化は通常のフローリングにして居間やリビングをクッションフロアカーペットにするなど、床貼り職人としてのアイデアが試される場面にもなるのでしっかり勉強しておきましょう。

「壁装作業 一級試験講座」を今すぐ自宅で学ぶ

職人教材(動画教材)一覧

ダウンロード形式の動画なのですぐに学べる!

それぞれ、価格は9,700円です。

質問を投稿する(すぐ返信します!)

*
*
* (公開されません)

Return Top