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失敗しないクロス貼りのポイントについて

下地処理の大切さについて

見た目でとっても上手く壁紙が貼れている場合、さぞかし職人の貼り方が上手いのだろうなと思う方も多いと思いますが、実は壁紙を上手く貼る多くの要素は下地処理にかかっていると言っても過言ではない位に下地は大切なのです。ですので下地に段差ができた場合にはパテを使って平らにしておく事が必須となりますし、特に光が当たった加減で壁紙の上からの段差が見えてしまう事もあります。更に人の目線よりも下の位置は気づかれ易いのでいくら表面だけを上手く施工出来たからと言っても分かる人にはバレてしまうのです。

壁紙を剥がす時の注意点

既存の壁紙を剥がす時ですか、どうせ剥がすのでやや乱暴に扱っても大丈夫だろうと思いがちですが、実はこの部分も大切な技術が必要になります。まず壁紙を剥がす場合には裏紙が残る様に剥がすとパテが要らなくなります。因みに裏紙が浮いてしまう箇所についてはきちんと剥がすことを忘れない様にして、パテを使って段差を無くす事や、どうしても裏紙が残せない場合には綺麗に剥がしてその段差をパテで平らにする様にしましょう。また、壁に空いている穴や下地に打たれた釘やネジの穴もパテで平らにするのを忘れない様にしましょう。
ですので既存の壁紙を剥がす場合のコツと致しましては、細かく剥がさないで、ゆっくり大きく剥がすと下地を傷めないで短時間で時間も短縮する事ができます。もう一つ付け足しますと、既存の壁紙を剥がす場合には実は壁と垂直に引っ張っると下地が痛み易いので出来るだけ平行に引っ張ると良いので是非覚えておきましょう。

壁紙選定時のポイント

現在は数多くの壁紙があるのでどの様な物を選んだら良いかを迷ってしまいますが、もしも下地の凸凹が気になってしまうと言う場合にはなるべく厚めの壁紙を選定すると良いでしょう。またどの様な壁紙だと厚みがあるのかが分からない場合には統計としては機能性を伴った薄い壁紙は案外薄い場合が多いですので、実は低価格で無地の量産タイプを選定すると厚みを帯びた物が多いのです。

壁紙カット時のカッターについて

壁紙は綺麗に真っ直ぐ切らないといけません。ですのでカッターは何でも良いと言う事ではありません。この事によって壁紙をカットする時にはなるべく刃が薄い物を使う事をお勧めしており、刃の厚みは0.2ミリ程度となっています。後、刃が勿体ないからと言って切れ味が悪くなっても使い続けていると上手く切れずに結果壁紙を無駄にしてしまったり良い仕上げができなくなってしまいますので勿体ぶらずに折って新しい刃を使う様にしましょう。

ノリの取り扱いについて

下地に対して壁紙を強固に貼りたいからと言ってベタベタにノリを貼れば良いと言う事ではありません。例えばベニヤ板に壁紙を貼る場合には灰汁が出にくい様に、ノリを溶かす水を少なめにする事がコツとなります。また壁紙にノリを塗った後はだいたい30分くらい放置時間を取る事で壁紙にノリが馴染みますので、壁紙が柔らかくなって破れにくくなるのです。ですのでくれぐれも直ぐに貼り付けない様に致しましょう。

継ぎ目のコーキングについて

また壁紙を貼ったらジョイントコークを活用して隅のカットした箇所や壁紙同士をジョイントした部分をコーキングする事が必要です。また綺麗にコーキングをするポイントと致しましてはジョイントコークのノズルを45度位でカットする事や、ノズルが角に入りやすくする為にノズルの側面を削る事、またコーキングを慣らす場合にはテーブルダスターを指に巻いて丁寧に慣らすなど主にこの3つを覚えておくと良いでしょう。最初はコーキングが上手くいかなかったと言う職人さんもこれをやり始めてからはコーキングが綺麗に上手く出来る様になったと言う人が増えています。
コーキングもある程度の慣れが必要なのですが、ジョイントコークに関しては水性となりますので、もし失敗した場合には水で濡らしたタオルなどで拭き取ればやり直す事ができるのです。

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