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白クロスのトレンドと下地処理の重要性について

白いクロスの需要性

壁クロスや天井クロスにおいて最もよく
使用されているのは白色のクロスになります。お住まいになるご家庭の年齢層や家主さんの趣味にもよりますが、白なんてつまらないとお思いの方もいるかも知れませんが、しかし白だとは言ってもそれぞれの色や厚みも異なります。また地模柄による凹凸があるクロスなどもありますので、白色クロスのカタログを見ても選ぶ程あります。またオフィスなどでは別かも知れませんが、一般のご家庭においては白無地が選ばれる事はありませんが、しかし白色ベースのクロスは膨張色ですのでお部屋を白く見せるメリットもありますし、心をリラックスさせる効果もあります。ですので何だかんだ言いながらも長い目で見た場合には最終的に
白色を選ぶ方が多いのです。この様な事よりもし皆さまのお客様がクロスの色でお悩みの場合には白色が使われている事が多い事をお話しすると説得し易いのではないかと思います。

下地処理の重要性

クロス施工の中のメインイベントは何かと言うとやはりクロスを貼るパートだと思われる方が多いのではないかと思いますが確かに間違いではありませんが、実はクロス貼りと同じ位に下地チェックも大切なのです。実際の所は施工ボードの準備が終わったらクロスを貼る作業に取り掛かる訳ですが、パテを塗って下地処理を行う行う前によくクロス職人さんがヘラを使って施工ボードを撫でている様な作業をしている光景を目にする事があると思います。実はこの作業は格好いいから行なっている訳ではなくて、ボードに付いているゴミを落とす目的があったり下地に段差がないかを確かめているのです。また釘やビスの頭が出ていないかもヘラを滑らす事で確認する事も出来るのです。ここが平らじゃないと綺麗に壁紙を貼る事ができなくなってしまうのです。

下地の状態に問題がある場合の処理

上記の様にヘラを使って下地チェックをしている時には『まあいいだろう』ですとか『この位なら無視しても大丈夫』と言う気持ちは捨てた方が良いでしょう。それと言うのもクロスは素材が薄ければ薄い程、下地の状態の状態を敏感に拾いやすいからなのです。なので仮にビスの頭がボードから出ていたとしたらそのままクロスは貼れませんのでドライバーやインパクトを使って締め過ぎない様に気を使いながら締め込んでいきます。またジョイント部分が出っ張っていたり逆に凹んでいる場合には下地が平らになる様にパテを塗ったりテープを貼る事で平らにする処理を行います。

白色のクロスは注意が必要な理由

一般的に需要が多い白色のクロスですが、もしお客様から白色クロスを貼って欲しいと言われた場合ですが、実際にクロスを貼る前には本当にクロスを貼れるべき下地になっているかを再度確かめましょう。仮に下地が一面パテだらけになってしまっている様であれば自分で判断せずに皆さまの親方や先輩に見てもらうと良いでしょう。それと言うのも白のクロスと言うのは経年の変化によって鯖が出てくる事もあるからなのです。特に厚みがない物だったりさほど凹凸がないクロスは敏感に下地状態を拾ってしまいますので需要が高い分、総合的に見て白色のクロスはシンプルな分難易度が高いと言う事を覚えておきましょう。

クロスはボード以外でも貼れるのか?

とてもシンプルな疑問ですが、そもそもクロスはボード以外にも貼る事ができるのか?と言う事も挙げられます。実は広葉樹の合板の上にはクロスを貼る事ができますが、針葉樹の構造用合板の上にはクロスを貼る事は出来ません。それはどうしてかと言いますと、クロスが下地となる構造用合板の模様を拾ってしまったり、また施工後にアクが出てしまう事があるからなのです。ですのでもしボード以外の物をお考えでしたら広葉樹の合板をお勧めします。

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