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床貼り替え時の作業順番と下地作りのコツについて

床を貼る前の段取り

古い物件の場合には新しい床材をいきなり貼る訳にはいきませんので、きちんと段取りを決めておかないといけません。
ですので既存物件の床の解体が終わって
、飛び出ていた釘や接着剤の後等を綺麗にメンテナンスをする作業が必要です。
そしてその後に根太に下地を貼る作業、そして断熱シートを敷いて、その後にやっと新しい床材をセットすると言う段取りになります。特に断熱材においてはスタイロフォームなど、厚みがある商品もありますが、古い床材を剥がした後で敷居と根太の間の距離を測ってから必ず丁度良いサイズの断熱材を使用する様にしましょう。

下地作りに使用する道具

床貼り自体の作業は大掛かりな道具は要りませんが、でもその前の下地作りを行う場合にはそれなりの道具が必要ですのでしっかり覚えておきましょう。先ずは合板をカットする作業の時に使うのが電動ノコギリです。『職人たるもの昔ながらのアナログのノコギリで』と言う昔ながらの考え方の職人さんもいるかも知れませんが、やはり作業効率と正確性を考えれば断然電動ノコギリの方がお勧めです。また細かい部分をカットする場合には丸ノコが良いでしょう。また根太と下地の合板を固定する場合に使用すると便利なのがフィニッシュネイラーと言われるエア釘打ち機になります。そしてこのフィニッシュネイラーを動かすのに必要となるのがエアコンプレッサーとバッテリーになります。またエアコンプレッサーは商品によってはコンセントを使って電源供給する物もあります。常連の床職人さんであれば使い方も慣れていると思いますが、『パシュッ』と言う釘が打たれる音がしますので最初のうちは驚いてしまうかも知れません。そして少しずつ慣れていくと上手く釘をさす事が出来るようになります。

飛び出た部分の施工方法

床材を貼っていく場合でも広い面の作業を行う場合には根太に合わせて合板を貼って行けば良いのですが、しかし偶に柱が飛び出した部分がある事に遭遇する事もあります。この場合ですが、無理やりに合板を差し込もうとすると大きな隙間が生じてしまいますので、必ず電動ノコギリを使用して上手くはめ込むように作業をしていきます。具体的な作業内容と致しましては電動ノコギリを使いますが、まず柱の飛び出ている箇所の柱の寸法を測って電動ノコギリでカットします。また少し見えにくい部分のカットとなりますので、最初のうちは端材等を使って練習してみると良いでしょう。また初心者のうちは丸ノコを上手く使いこなす事が難しいですので、加工の仕上げを上手くさせる為にも先ずは電動ノコギリを活用しましょう。

フィニッシュネイラーの活用

床の下地張りの作業を行なって行く中で、おおよその合板の枚数と張り方が確認できたら次はフィニッシュネイラーを使用して釘をバシバシと固定していきます。尚、エア系の道具も便利なのですが、一歩使い方を誤ってしまいますと本当に危険な状態となってしまうのです。
それは何故かと言いますと、釘が出る部分を打ち込む箇所に押し付けないと釘を出す為のトリガーを引けない仕組みとなっています。ですのでミスをしない為にも根太の位置をきちんと把握してから木材に打ち込まないと無駄打ちになってしまいますので、そうならない為にも根太の位置を印などを付けておく事がコツになります。また床の下地張りのサイズが合わないと言う場合には電動ノコギリを使って丁度良い長さまでカットしていきます。

合板下地作りの完成

これで下地作りが完成しました。お客様からすると床仕上げは完成系を見る事で感動を覚えますが、実は職人の立場からすると下地作りこそが床職人の半分以上の技術を要する仕事だと言っても良いでしょう。大切な事は根太と合板の採寸ミスがない様に測定をする事と、木材を真っ直ぐカットして精度をきちんと出すと言う事です。

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