プラスチック系床材の需要について
果たしてプラスチック系床材はどの様な場所で使われているのか?具体的な場所をお伝えする前に、少しプラスチック系床材のメリットについて触れて見たいと思います。数ある床材の中でもどうしてプラスチック系床材が人気があるのかと言うと、代表的なメリットとしては防汚性や防水剤がある事です。このキーワードだけを見ても色々な使用場所のイメージが膨らみます。例えば複数人が歩行する会社や商業ビルのエントランスや廊下、市営のプール、大衆浴場などです。また滑り難いと言うキーワードもありますので、特に昨今では高齢化社会となっておりますので、ご家庭に体の不自由な高齢者がいらっしゃる場合には滑り難いプラスチック系床材に変更する事で怪我を回避させる事もできますので、お客様の家族編成を見て提案するのも良いでしょう。
職人から見たプラスチック系床材作業の魅力
バブル時代に建てられた戸建物件や商業施設も約30年が経ち老朽化ぎ目立ってきました。ですので対象物件のオーナーとしては内装業者にリフォームやリノベーションの依頼をかけておりますので、先ず内装工自体の需要が増えています。その中でも床と言うのは日々人の通行量が多ければ多いほどストレスが掛かりますのでヒビが入っていたり変形していたり、部分的には掃除をしても汚れが取れない位になっていたりしますので、床施工の業務も増えてきます。そんな中でプラスチック系床材は水や汚れに強いですのでまだバブル時代には無かった様な耐久性を求める事ができるのです。ですので従来の床材からプラスチック系床材に変える提案をすればお客様の食い付きも良く、自分が施工をした事で喜ばれるケースが増えてきますので床施工職人としてはやり甲斐を感じる事が出来るのです。
プラスチック系床施工をする為の資格の有無について
既に今でも床材業界の中では話題となっているプラスチック系床材であり、競合他社も増えて来ていますが、今後更に需要増が見込まれますのでもし今から内装工を目指したいと言う方の場合には是非プラスチック系床材を施工できる様に準備をしておいた方が良いと言えます。しかし仕事として作業をしてお金が発生する訳ですのでそれなりの責任があり、免許がないと仕事ができないのではないかと言う懸念点があるかと思います。実はこの点に関しましては特別な資格と言うのは無くても作業をする事ができます。ですので内装工の会社に入って先輩達の仕事を見ながら自分も仕事ができる様になる事は可能です。
資格を取得する場合には?
でももし皆さまが床材施工業務を内装工に依頼するとして逆の立場になって考えた時にはどうでしょうか?確かに資格がなくてもキチンと完成させてくれれば良いと言えば良いですが、でもドライバーの無免許運転とまではいきませんが、せっかく頼むのであればちゃんとした資格を持っている人にお願いをしたい物です。
ですので資格を取りたいと言う場合にはどの様な資格が対象となるのかと言いますと『内装仕上げ工技能士』と言うちゃんとした国家資格があります。またこれは内装工共通の物となりますので、もう少し限定をしますと『プラスチック系床仕上げ工事作業』と言う資格があります。そしてこの資格は更に3級、2級、1級と3つに分かれていますので、先ずは3級から目指してみると良いでしょう。
資格取得の為の勉強方法
プラスチック系床仕上げ工事作業の試験には実技と学科があります。ですので中途半端に勉強をして受かると言う資格ではありません。そんな中でも学科は一人でも勉強する事が可能ですが、実技については一般的には会社の先輩や親方について教えてもらう事が多いのです。特に会社側から見ても資格保有者が多い方がお客様に対する信頼度合いが違いますので若手の教育に力を入れている場合も多いからなのです。
若しくは最近では動画に施工技術がアップされている場合がありますので自分のタイミングで勉強する事もできるのです。
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