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プラスチック系床工事作業に必要な資格と基本的な作業内容

プラスチック系床工事作業に必要な資格

数ある内装工の仕事ですが、プラスチック系床工事作業と聞くと言葉の中に『プラスチック系』と言う言葉が入っている事から『そんなに難しくない作業なのではないか?』ですとか『そもそも資格はあるのか?』と言う疑問が生じますが、実は内装仕上げ施工技能士と言うちゃんとした資格があります。この資格があるのと無いのとで、幾ら上手に仕事が出来たとしても、お客様に対する信頼度が全然違いますので、経験を積んで資格取得を目指していくと良いでしょう。

内装仕上げ施工技能士の資格内容

では次に内装仕上げ施工技能士の資格についてお話をさせていただきます。この資格は3つの級に分かれております。先ず1級の内容と致しましては試験台の平らな場所に床タイルを貼り付ける作業を行なって行きます。また試験台2と致しましては平ら又は立上り部に対して床シートの貼り付け及び熱溶接の作業を行なっていきます。因みに試験時間は3時間半となっております。また2級に関しましては平台に床タイル及び床シートを貼り付ける作業を行なって行きます。試験時間は2時間30分となっております。また3級におきましては、試験台の平場に床タイル及びシートを貼り付ける作業を2時間30分の間に行います。それぞれの級に応じて難易度が異なりますが、まずは3級から挑戦をして行くと良いでしょう。

プラスチック系床工事作業に必要な材料

次にプラスチック系床工事作業に必要な材料についてお話をして参ります。先ずはプラスチック系床内装材と致しましては、塩ビシートや塩ビタイルとなります。そして接着剤には材質別に数種類ありまして、アクリル樹脂系であれば適応床材は塩ビシートや塩ビタイル(ホモジニアス系)となります。またピールアップ系としてはタイルカーペットが対象となり、ウレタン樹脂系であれば耐湿工法用、またエポキシ樹脂系は耐水工法用、ラテックス系はカーペットやクッションフロアーや塩ビタイルに向いているなど、それぞれの対象物に対する接着剤の種類が異なりますのでプラスチック系床工事を行う職人としては覚えておくと良いでしょう。

 

仕上げまでの工程内容

プラスチック系床工事の仕上げまでの工程内容についてご説明させて頂きます。先ずは対象面の下地を平らにする作業を行いますので、サンドペーパー付きのポリッシャーをかけて行きます。また合板の場合には目地をアースシール等の補修材で平らにします。またモルタルの下地の場合には不陸部分などをアースシール等の補修材で平らにします。そして補修材が乾いたらポリッシャーをかけて行きます。
尚、塩ビシートや塩ビタイルの場合には貼り出し為の墨出しが必要になります。また塩ビシートの場合には仮敷きを行なっておき、巻き癖を伸ばして直します。
次にシートをめくって接着剤を塗って行きます。尚、接着剤に関しましては上項で記載を致しました内装材料や下地に適した接着剤を使用する様にします。接着剤を塗った後には種類に応じたオープンタイムを取り、ローラーで圧着をして行きます。また余分な部分をカットをして仕上げて行きます。そしてジョイント部分に関しましては、溶接工法にて溶接を行った後で余分な部分をカットして仕上げたり、又はジョイント接着工法で仕上げます。
また塩ビタイルの場合には下地や仕様に対応した接着剤を塗り、オープンタイムを取った後で隅だしのラインから貼って行きます。

張り替え作業時の基本工程

次にプラスチック系材を貼り替える場合の工程についてですが、基本工程と致しましては既存の床材をペッカー等の剥がし機やハツリ機で剥がして行きます。そして下地の凹みや傷、不陸を補修材で平らにします。そして補修材が乾いたらポリッシャーをかけて行きます。また、急な店舗の改装の仕事で工期が短く、また騒音が出せない場合には既存の床材の表面の汚れやワックスを落とします。また既存床材の浮きも取る様にします。また傷が付いている場合には不陸を補修材で平らにします。そしてリフォームシールを前面に貼り、乾いたら後は新規の工程と同じく施工をして行きます。

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