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一級壁装技能士とは? 難易度や試験内容、お勧めテキストも紹介

一級壁装技能士とは? 難易度や試験内容、お勧めテキストも紹介

壁装(へきそう)の仕事で食べて行こうと思ったら、必要なのは「技術」と「知識」ですよね。そこで、「一級壁装技能士」を目指していくと、「技術」と「知識」が身に付いていくのでお勧めです。また、お客様からの信頼も得られるため、お仕事の依頼が増えていくことが期待出来ます。

一級壁装技能士の試験を受ける前の学習に
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一級壁装技能士の読み方を知ろう

一級壁装技能士(いっきゅう へきそう ぎのうし)です。
表装技能士(ひょうそう ぎのうし)です。

壁装のプロを目指すなら一級壁装技能士!

一級壁装技能士とは、国家資格の技能検定の一種です。その道の最高峰の資格で、厚生労働省が管轄の試験です。最高峰の資格に相応しく、一級は実務経験が7年か2級に合格したら2年の経過がないと試験を受けれません。(学歴によっては実務経験年数が異なる。)

試験を受けるだけでもある程度の年数がかかりますし、試験に落ちたという人も珍しくない資格、それが一級壁装技能士です。つまり、この資格があれば「この人、プロだ。」「作業が信頼できる。」と認めてくれるのです。

ちなみに、技能検定とは働く人の技術を国が証明するためにやるものです。厚生労働省が実施計画を決め、試験問題は中央職業能力開発協会が作ります。そして、試験の実施は都道府県で行うため、地方からわざわざ上京しなきゃ試験を受けれない訳ではありません。地元で試験を受けれます。

一級壁装技能士への挑戦 その難易度とは

一級壁装技能士の難易度については、難しいとも易しいとも言い切れないとされています。一般的には、実務経験がある人であれば合格しやすく、偏差値で言えば52程度とされていますが、これはあくまでも目安であり、個人の実力や受験状況によって異なります。そのため、受験者は油断することなく、しっかりと準備する必要があります。

また、実際に試験に落ちた人もいることから、決して簡単な試験ではないことが伺えます。実技試験では時間が足りなくなる場合もあるため、時間配分にも注意が必要です。また、筆記試験については、広い範囲の知識が求められることもあるため、十分な勉強が必要です。

一級壁装技能士 試験内容を徹底解説!

一級壁装技能士の試験は、学科試験と実技試験があります。学科試験は、表装一般、材料、意匠図案および色彩、建築概要、安全衛生、関係法規などを含む試験科目があります。選択科目として、表具工作法、壁装施行法があります。

実技試験は、表具作業と壁装作業の2つの選択科目があります。表具作業では、本紙にへり布やふくりんを貼り、裏側には斜めはぎで布と紙を重ねて貼り合わせます。壁装作業では、部分的にある横板のある壁貼り下地に布壁紙、ビニル壁紙、紙壁紙などを塗ります。

平成29年の試験データによると、表具作業の試験時間は5時間で、打ち切りは5時間30分です。壁装作業の試験時間は平成30年には4時間で、打ち切りは4時間30分となっています。

一級壁装技能士に必要な採点基準とは?

一級壁装技能士の技能検定試験の合否基準は公開されており、学科試験が65%以上、実技試験が60点以上が合格となります。

実技試験の採点基準は、表具作業と壁装作業で異なります。表具作業の場合、糊付けや布の貼り付け、切り込みなどが基準となります。壁装作業の場合、貼り付ける面積や角度、シームの仕上がりなどが基準となります。審査員はミリ単位で採点するため、正確性が求められます。

また、学科試験と実技試験はそれぞれ別々に合格点を取らなければならず、どちらか片方だけの合格では不合格となります。つまり、両方の試験でバランスよく点数を取ることが重要です。

一級壁装技能士に役立つ最新テキスト「壁装作業一級試験講座(動画教材)」

「壁装作業一級試験講座(動画教材)」を、一級壁装技能士の試験勉強のための動画教材としてお勧めします。この講座は、内装職人育成.comが提供しており、基本的な道具の説明からクロスの貼り方まで、分かりやすく学ぶことができます。一級壁装技能士の資格を取得するためには、正しい知識が必要です。公式の講座はインターネット上に存在せず、独学で勉強することになります。この講座は、15年間の職人知識をもつ講師が説明し、試験対策にも役立ちます。購入者には今だけの特別プレゼントとして、動画教材の内容を全てテキストと画像に書き起こしたPDFファイルがプレゼントされます。

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二級から始めて一級壁装技能士へ!

一級壁装技能士の資格を持つためには、まず二級壁装技能士の資格を取得する必要があります。二級壁装技能士の試験は、一級よりも簡単に合格できるため、一級に比べると意識的に勉強する必要は少なくなります。

二級壁装技能士の試験には、学科試験と実技試験があります。実技試験は、表具作業と壁装作業の選択肢があります。平成29年の実技試験では、表具作業は4時間で、4時間30分が打ち切りでした。壁装作業では、平成30年のデータによれば、3時間30分で打ち切りが4時間です。

実技試験の内容については、平成29年の表具作業は、表側に柄新鳥の子紙を貼り、ヘリ周りにすじの付いた布貼り、裏側にたてはぎで重ね貼りを行います。一方、平成30年の壁装作業は、一級と同様に、部分的に横板がある壁貼り下地に布壁紙、ビニル壁紙、紙壁紙などを貼ります。

二級の場合、実務経験が2年以上必要であり、学歴によって実務経験の年数が異なります。二級を取得すると、その後2年以上の実務経験を積むことで、一級の受験が可能となります。

一級壁装技能士は女性でも挑戦可能!女性ならではの魅力も

一級壁装技能士の試験は、性別による制限はありません。女性でも受験することが可能です。ただし、現場で働く女性の数は男性に比べて少なく、女性が一級壁装技能士の資格を持っているのは珍しいと言えます。しかし、女性が手先が器用とされることや、女性の顧客にとって女性の技能士の方が相談しやすい場合もあるため、女性が一級壁装技能士の資格を持つことによるメリットも存在します。

壁装技能士の試験は、一級でも二級でも、学科試験が3,100円、実技試験が1万6,500円かかります。試験は年に2回実施されており、合格するためにはしっかりと勉強する必要があります。内装育成職人.comの壁装作業一級試験講座は、分かりやすく、評判も良いため、勉強に役立つでしょう。

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