建物の屋根や外壁などの塗装をする、塗装職人。
もしも自宅の屋根や外壁の塗装をしなければならなくなったとき、あなたならどんな塗装職人にお願いしたいでしょうか。
ここでは、お客さんの目線から「仕事を頼みたい塗装職人の特徴や条件」について見ていきたいと思います。
お客さんが仕事を頼みたい塗装職人とは、すなわち仕事を紹介されやすい塗装職人ということ。
これから塗装職人を目指そうという人は、ぜひこんな塗装職人を目指してみてください。
【塗装の出来映えは職人次第!】
まず始めに言っておきますが、屋根や外壁の塗装は誰がやっても同じ仕上がりだと思っていませんか?
塗装職人であるなら、誰がやっても出来映えは同じ…だと思っていたら、大間違いです。
塗装の出来映えは、職人の腕次第で大幅に変わるもの。
確かに、「塗装をする」という行為そのものは誰がやっても同じです。
しかし、塗装とは実に奥深く、現場の状況や環境によってもっとも最適な塗料ややり方も変わってくるのです。
たとえば塗装場所の劣化具合、気温や湿度などでも選ぶべきものは違ってきます。
それを瞬時に見極められるのは、やはり腕のいい職人なのだと言えるでしょう。
【紹介されやすい塗装職人の3ヶ条】
お客さんが仕事を頼みたい塗装職人、すなわち仕事を紹介されやすい塗装職人には、3つの条件があります。
すべてに当てはまらない職人はダメというわけではありませんが、3つとも当てはまる人のほうが選ばれているのは確かでしょう。
その3つの条件について、紹介します。
〈腕のいい塗装職人の条件1、有資格者である〉
塗装業というのは、必ずしも資格が必要なわけではありません。
資格がなくても、親方の元で技術や知識を学べば塗装職人として仕事をすることはできます。
しかし、あえて塗装職人を選ぶのであれば、資格のない人よりも資格ありの人のほうが信頼できる気がしますよね。
塗装職人の資格としては、
・一級塗装技能士(7年以上の実務経験)
・二級塗装技能士(2年以上の実務経験)
などがあります。
まだ資格のない塗装職人は、まずは二級塗装技能士を目指してみてはいかがでしょうか。
〈腕のいい塗装職人の条件2、経験豊富である〉
腕のいい塗装職人の条件には、経験豊富であることは欠かせません。
やはり塗装の技術というのは、実際に経験を積むことで向上していくものだからです。
いくら本を読んでも、実際にやってみなければ技術を身につけることはできません。
そのため、実績や経験が豊富な塗装職人は腕のいい職人である可能性が高いと言えるでしょう。
ただし、年齢や経験がすべてとは言えないのが、塗装職人の見極めとして難しいところ。
なぜなら、塗装技術は日々進化しているからです。
50年前と今では、技術は大幅に変わっていることでしょう。
新しい塗装技術を積極的に取り入れる姿勢も大切なので、昔ながらのやり方に固執してしまっている職人というのも少し問題なのです。
経験が豊富であることは必要ですが、柔軟な考え方を持つことも大切だと言えるでしょう。
〈腕のいい塗装職人の条件3、コミュニケーション能力が高い〉
一見無関係に見える塗装とコミュニケーションですが、塗装職人にコミュニケーション能力は欠かせません。
なぜなら、塗装というのはお客さんとのやり取りが必要不可欠であるから。
お客さんから仕事を頼まれて、初めて塗装という仕事が行えるわけです。
お客さんが納得のいく仕上がりにできるよう、お客さんとのコミュニケーションは大切なスキルだと言えるでしょう。
お客さんが何か気になることや疑問が生じたとき、話しかけやすい塗装職人でいることを心がけましょう。
話しかけやすいオーラを出したり、こちらから「何か気になることはありますか?」と声をかけられる塗装職人であれば最高ですね。
お客さんの希望や要望に寄り添える塗装職人でなければ、仕事を紹介してもらうことはできません。
【まとめ】
仕事を紹介されやすい塗装職人の条件について、お話ししました。
塗装は、職人の腕次第で仕上がりが良くも悪くも変わります。
まずはお客さんから信頼される塗装職人を目指しましょう。
技術とコミュニケーション能力が上昇すれば、自然と仕事を紹介されやすい塗装職人になれるはずです。
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