建物の外壁や屋根などを塗る、塗装職人。
DIYが好きで自分でペンキ塗りなどをしているという人は、「好きなことを仕事にしたい」「手に職をつけたい」と思っているかもしれませんね。
ここでは、塗装職人になるための方法について紹介していきます。
塗装職人になるための、最短の方法とは一体何なのでしょうか。
【塗装職人になるためには?】
塗装職人になるために必要なものについて、お話しします。
結論から言いますと、塗装職人は健康な身体とやる気さえあれば誰でもなることができます。
学歴や資格は必要なく、また、年齢制限もありません。
中学校を卒業した年齢から、塗装職人見習いとして働くことができるわけです。
とはいうものの、塗装職人はお客さんとのコミュニケーションやお客さんに塗装方法などの説明をしたりしなくてはならないので、最低限の学力は必要と言えるでしょう。
必須ではありませんが、高校くらいは卒業しておいたほうがいいかもしれません。
また、塗装職人は医師や看護師のように資格や免許が必要な仕事ではありません。
経験を積めば「二級塗装技能士」や「一級塗装技能士」などの資格を取ることができますが、最初は資格はなしでOK。
強いていうなら、自動車運転免許はあったほうがいいと思います。
塗装職人としての仕事は現場を回ることになるので、車の運転ができないと通勤に不便だからです。
【塗装職人になるための学校はある?】
専門的な職業に就くためには、専門学校に通って必要な知識を学ぶというイメージがありますよね。
塗装職人も専門的な知識と技術を必要とする仕事ですが、専門学校はあるのでしょうか。
あまり多くはありませんが、塗装職人になるための専門学校(建築塗装の専門学校)もあります。
学費は16万円~40万円ほどだそうなので、決して安い金額ではありません。
また、就職をサポートする「職業訓練校」では、塗装職人を目指す人のための就業支援プログラムを実施しているところもあります。
時間に余裕がある人は、職業訓練校のプログラムを受講してみるのもいいかもしれませんね。
【塗装職人になるための最短方法】
ここまで塗装職人になるための方法についてお話ししましたが、塗装職人になるための最短方法は、「塗装職人見習い」として就職し、実際に現場で知識を得ることと言えるでしょう。
塗装職人は学歴よりも経験、そして最後までやり抜く根性が必要な仕事です。
家の中で参考書を読んで勉強することももちろん大切ですが、塗装職人はそれよりも「経験」が重要な仕事。
資格がなく、経験がなくても塗装職人見習いとしてなら始めることができます。
塗装職人見習いとして、
・建築メーカー
・住宅メーカー
・自動車メーカー
・建設機械メーカー
・塗装会社
などで実際に働いてみましょう。
プロの技術を目の当たりにすることが、塗装職人として一人前になるための最短ルートなのです。
【まとめ】
塗装職人になるための方法、最短方法について紹介しました。
塗装職人として働くためには、特に学歴や資格は必要なく、健康な身体とやる気があれば誰でもなることができます。
まずは塗装職人見習いを募集しているところや、未経験可の求人を出しているところを見つけましょう。
やる気があれば親方に認めてもらえるはずですので、実際に働くことができます。
現場での経験を積んで、立派に塗装職人を目指してください。
質問を投稿する(すぐ返信します!)