クロス貼りはただクロスを貼るだけでなく、下地と貼り、仕上げの3段階があります。どれを抜かしてもクロス貼りは成功せず、ステップを踏むのが大切です。
【下地】
クロスは既存のクロスが貼ってあれば、それを剥がします。剥がす時はカッターを使い、丁寧に剥がします。この時に剥がれ跡が残らないようにし、壁を下地だけにします。この時にコンセントカバーを外すなど、下準備もします。
下地が剥き出しになったらパテ処理をします。パテは下地の凹凸をなくすためにするもので、クロスに下地の凸凹が浮き出てこないようにするものです。2回~3回、壁を撫でるようにしてパテ処理をします。
【クロス貼り】
パテ処理が終わればクロスを貼ります。クロスは壁の長さを計ってカットするのですが、壁の長さタスク10cmと少し多めにカットします。
カットできたら糊付けをして(糊付きクロスもあり)、クロスを下地の上に貼ります。この時は上を5cmほど余らせて貼り、角をまず貼ります。少しづつクロスをならしながら貼っていきます。途中で空気が入れば、クロスを片側から剥がしてまた貼ればオッケーです。
【仕上げ】
クロスを貼ったら、上下の余ったクロスをカットします。上の余らせて貼った5cmと下の余った5cmで、少し大きめにクロスをカットした合計10cmです。
カットしたらクロスが剥がれないようにしっかりならします。また、端から壁紙はめくれるので、端をジョイントコークを付けてなぞります。
以上がクロス貼りの順番です。どの行程も必要不可欠です。
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