クロス貼りのプライマーについて知っておくべきこと

クロス貼りのプライマーの重要性について、知っている?

実は、プライマーの選び方が施工の成功を左右するんだよ。
クロス貼りのプライマーが備えている特徴
プライマーとは、粘着剤が施された化粧シートを、下地部分へとがっちり密着させる性質を持っている特殊な液体です。
カッティングシート用シートを裏返す事で、粘着剤が綺麗に塗られている事が確認出来ます。しかし接合させる下地の材質・形のタイプ・気温・湿度などによっては、思い通りにくっ付かないケースがあります。
このようなリスクを回避する狙いで、プライマーが有効活用されています。粘着剤とプライマーが充分に合わさる事で、カッティング専用シートも下地へと完璧に接着します。
クロス貼りのプライマーは何でも構わないのか?
プライマーには様々な製品がある為、適当に選んで施すのは禁物です。その中には例えば、建築塗装の下地用へと作られている種類や、フロア材専用ボンドの密着率を上げる目的で開発されているものが挙げられます。
粘着剤付き化粧シートを施工するのなら、これに適したプライマーが販売されているので、必ずその製品を購入して作業を実施して下さい.
クロス貼りのプライマーの水性タイプと溶剤タイプ
クロス貼りのプライマーには主に2種類に分けられます。水性型だと薄めて利用する方式になります。溶剤型ですと希釈せずに、そのまま原液で使う方法となります。
- 水性型: 粘着力がなくサラっとしている。
- 溶剤型: 密着力が強く、塗り付けたら直ぐに乾く。
水性のプライマーの性質は粘着力がなく、サラっとしています。粘着性がない為、弊害なく自由に塗り広げられます。匂いにおいても殆ど感じられないので、学校・工場・ビルなどの作業に適しています。
溶剤のプライマーの特徴には、密着力が強く塗り付けたら直ぐに乾くなどが挙げられます。
施工を成功させるためのステップ
施工するシートに適したプライマーを選びましょう。
選んだプライマーをしっかりと塗り広げます。
プライマーが乾いたら、シートをしっかりと貼り付けます。
コメント