.ベニヤ板でクロス貼りを行う前に知っておきたい注意点
ベニヤ板は最もポピュラーな内装部材となっている為、最近では木造家屋だけでなく鉄筋コンクリートの建物などにも数多く利用されています。
ベニヤ板自体は水分を良く吸う性質があるので、特殊な処理方法を必要としません。
但しベニヤ板の繋ぎ目や段差がある部分
だと、上手く接合しなくなるので下地処理は忘れずに必ず実行するようにして下さい。
.ベニヤ板でのクロス貼りの下地処理に役立つ工具
ベニヤ板の下地処理作業をやる際に便利なのがパテとヤスリです。
この時にパテを練る固さは、粘土よりも柔らかい歯磨き粉ほどにしておきます。
明らかに目立つ穴やひび割れがある時ですと、リアプレートの方が使い勝手が良いので最適です。
これらのアイテムを状態に応じて使い分ける事で、クロス貼りを気持ち良く進められます。
ベニヤ板の構造や材質などを予め認識しておき、クロス貼りへとチャレンジするのが肝心です。
.ベニヤ板にヤニや埃が付着している場合のクロス貼り
ベニヤ板本体へと長年の影響でくっ付いてしまった、頑固な煙草のヤニや埃などですっかり汚れてしまっているケースがあるかと思います。
この場合ですと、クロス貼りを幾ら綺麗にやっても、完成した以降に剥がれ落ちてしまうリスクが極めて大きいです。
それを回避する目的で、しっかり搾った雑巾などでまんべんなく拭き取るようにして下さい。
中々汚れが落ちないのであれば、中性洗剤で薄めた水へと雑巾を浸して、ベニヤ板を隅々まで拭き取って行く事が大切です。
.ベニヤ板のクロス貼りでアクが出て来たら?
ベニヤ板には一種類のみでなく、複数のタイプが製造されております。
厄介なのが、ベニヤ板にはアクが出やすい製品があると言う事です。
アクが染み出して付着する事で、クロス貼りが全く出来なくなります。
その問題を解決してくれる専用のシーラーが開発されているので、もしアクが現れて作業出来なくなったら、是非使って見て下さい。
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