おじさん
道しるべ親方
目次
プリント合板の下地処理のステップ
STEP 1
ヤスリで表面を整える
段差をなくすために、ヤスリを使って表面を擦ります。
プリント合板の下地処理にはヤスリが必要です。
段差が全見当たらない化粧合板のクロス貼りを施す前には、鏡面加工された面へと壁紙が滑って密着しません。ヤスリを用いて表側を擦って行く事で、このまま施工出来るようになります。
サンプルを提供してくれる所もあります。下地材の性質により、ノリ付きのクロスを上手く施せないケースもございます。サンプル付きで壁紙の販売業者もいる為、1度テストしてから作業するのが良いです。
- 接着面が埃やゴミで覆われている場合は、硬く搾ったタオルなどでしっかり拭き取ってください。
- それでも汚れが落ちない場合は、市販の中性洗剤を水で薄めて強い力で拭き取ってみてください。
化粧合板の下地処理作業に利用する工具は、パテ板、パテベラ、ヤスリ、シールパテ、プラゾールです。プリント合板の下地処理のコツとして、壁がスベスベしていると壁紙は接着しません。その時には80から100番位のペーパーヤスリを使用して、施工面を何度も擦ってざら付かせてください。
以降にはプラゾールを塗って行き、下地への接合力を強めてから、パテを塗るのが最適です。壁の段差をなくすには水性シールパテがお勧めです。壁に凹凸が確認出来るのなら、シーラーとパテの持つ作用を兼ね備えた、専用の水溶性シールパテで作業するのが適しています。パテが乾いたらペーパーヤスリで擦って、平らな面へとなるように仕上げて行きます。
注意点:この作業を行った後でも、まだ凸凹が見当たる場合は、再度パテを塗り付けて、ヤスリ掛けを徹底的に行ってください。
コメント