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塗装職人が知っておくと便利な基礎知識(塗装屋が覚えること)

誰もが通る新人の道

塗装職人に憧れて業界に入ったのは良いものの上手く行かずに悩む事もあるかと思います。実際に外壁を塗ると言うと簡単で、塗料とローラーと刷毛があれば誰でも塗装作業は出来ます。例えて言うならば子供だってやろうと思えばできます。しかし仕事として見た場合には仕事上はとても体力が必要になって来ます。
また会社に入ったばかりの頃は、先輩職人達のサポートや雑用が多いのでなかなか作業が出来ずに不満を感じる場合もあるかと思いますが、ただの雑用だと思わずに一つ一つが前処理工程で必要になる事だったり覚えておいた方が良い事ばかりですので、色々な先輩から色々な知識や技術を学べるのも新人のうちだと思えばポジティブな姿勢で向き合う事が出来るでしょう。

塗装の仕事の理解

基本的な事にはなりますが、そもそも塗装の仕事とは何かと言いますと、塗料を使って依頼された壁面に対して塗装をして行ったり吹き付けをしたりする事です。ちなみに、ただ塗ると言う単純な目的もありますが、実は場合によって塗装と言うのは錆や保護に役立つ場合もあるのです。また商業施設においては美粧に役立つ場合もありますので、それが店舗の売り上げに精通する場合もあるのです。ですので大きな建物全体の塗装を任された場合には後々に残りますので本人としてもやりがいを感じる事が出来るのです。

よく使用される塗料の種類と特性について

一般的に外壁に使用される塗料は合成物が多いです。ですので含まれる成分によっても見た目の仕上がりや耐久性にも差が出てきます。尚、塗料には4種類ありまして、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系です。それぞれ特性があるのですが、アクリル系であれば小まめに塗り替えを行いたい人やリーズナブルに抑えたいと言う場合には可能となります。またウレタン系については安価にはなりますが、塗料が剥がれやすいと言う欠点があります。そしてシリコン系はウレタン系に比べると耐久性、対候性そして仕上がりの良さにおいて優れていますのでコストパフォーマンスにも優れていて人気が高い塗料の種類となるのです。

 

塗料別の概算価格と耐久性

お客様の要求に対して塗料を選ぶ際には価格や耐久性と言う切り口が必須になります。ですのでそれぞれについてご説明をさせていただきますと、
先ずアクリル系の場合には耐久年数は4年〜7年となりまして、概算価格は1000円〜1200円程度となります。しかし汚れが目立ち、耐久性もさほど長くはありませんので、最近ではあまり見られなくなってしまいました。その点ウレタン系の良い部分は耐久性が安定しておりまして、6年〜10年もありますのでアクリル系に比べてグンと上がります。更に汚れや色褪、施工性の観点から見てもバランスが良くいのですが、概算価格は1800円〜2000円と少しだけアクリル系のの塗料よりも高くなっています、ら更にシリコン系の塗料の耐久性は8年〜15年と長くなっています。また色落ちに強かったり防カビ、防藻性にも優れています。しかし価格は2500円〜3500円と高めになっていますので、シリコン系の塗料や、更に15年間〜20年間迄の耐久性があって4000円前後となるフッ素の塗料については一般家庭でのニーズは少ないかも知れませんが、商業施設においては要望があるかも知れませんので、使い分けを覚えておきましょう。

塗装の工法

塗装の工法についてもただ刷毛やローラーで塗っていけば良いのかが気になる部分ですが、先ず刷毛工法については小さな筆の様な物で細かい箇所への塗装ができますので、小スペースや微調整を行う場合に適しています。またローラーを使う工法についてはコロコロと転がして塗装をしていきます。メリットとしては広い部分では塗装がしやすいですが、細かい箇所は難しいです。また吹き付け工法においては、塗料を噴射可能な機械にいれて吹き付けて行く方法になります。ですのでとても楽なのですが、凸凹があると塗り残しが生じてしまうと言う欠点もあります。

塗装と貼り替えの違い

塗装職人の中でもちょっと間違え易いのが塗装と貼り替えの違いについてです。先ず塗装と言うのは外壁に対して直接塗料を塗っていく仕事になります。また塗装では下塗り、中塗り、上塗りの計3回塗りが必要となります。また各々の工程において塗料が乾く時間が必要にもなります。尚、塗料代、塗装代は材料のグレードや職人によって違って来ます。それに対して貼り替えは既に塗装された物を貼り付ける作業になりますので、塗装の必要はありまん。なので塗装職人として行うべき事とそうではない事を区別しておきましょう。

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